sambaでごみ箱機能を使う(samba3.0以降)
Windowsからsambaファイルサーバ上のファイルを誤って削除しても戻すことができるようになります。
ファイルの削除が行われても削除するのではなく、ごみ箱に移動するという動作になります。ファイルが消える訳ではないので自分でごみ箱の中を消すか、cron等で定期的に削除するように設定する必要があります。
ファイルの削除が行われても削除するのではなく、ごみ箱に移動するという動作になります。ファイルが消える訳ではないので自分でごみ箱の中を消すか、cron等で定期的に削除するように設定する必要があります。
(smb.confの設定)
[grobal]
vfs objects = recycle
[XXXX]
recycle:repository = .recycle
recycle:versions = yes
recycle:touch = yes
recycle:maxsize = 0
recycle:exclude = *.tmp *.temp
(グローバル定義)
vfs objects = recycle
sambaのVFS(virtual file system)モジュールの一機能として提供されているごみ箱機能を有効にします。
(個別の共有定義)
recycle:repository = .recycle
ファイル削除時の移動先ディレクトリ名を指定(ごみ箱の名前)
recycle:versions = yes
同名のファイルが削除された時に別ファイルで保存します。[Copy #回数 of ファイル名]の形でごみ箱に保存
recycle:touch = yes
ごみ箱に移動した時にファイルアクセス日を更新します。
recycle:maxsize = 0
ごみ箱に移動できるファイルサイズを指定します。(バイト数)0は無制限。
recycle:exclude = *.tmp *.temp
ごみ箱に移動せずに直接削除するファイルを指定します。上記設定では拡張子が.tmpか.tempの場合はごみ箱に移動せずに直接削除を実施します。
recycle:exclude_dir = XXXX
XXXXというディレクトリにあるファイルはごみ箱に移動せず直接削除する。
recycle.keeptree = yes
ごみ箱に移動した時にディレクトリ構造を維持するかどうかの設定。
(ごみ箱ディレクトリを作成)
mkdirで.recycleという名前のディレクトリを作成し、chmod 777で権限を変更します。
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